【下準備】地中海クルーズの空路と乗船前の準備|羽田発Air China・北京乗り継ぎ・Googleマップのオフライン保存
前回記事:【出発前】ヨーロッパ地中海クルーズの準備ガイド|パスポート・ETIAS・海外旅行保険・別途費用・11月の気候をまとめました(URL)
11月に、バルセロナ発着のMSCスプレンディダで地中海クルーズに出発します。
日本発着のクルーズと違って、今回は飛行機でヨーロッパへ向かいます。しかも、中国国際航空(Air China)で北京乗り継ぎです。
前回の記事で、パスポート・ETIAS・保険・費用をまとめました。この記事は、その続きです。飛行機に乗る前の注意点と、乗船前の準備を、まとめます。
この記事でわかること
- 羽田から北京経由でバルセロナへ向かう、空路の流れ
- 手荷物・モバイルバッテリー・液体類の注意点
- 北京での乗り継ぎと、バルセロナでの入国(EES)
- Googleマップのオフライン保存の手順と注意点
- 長距離フライトであったら便利なグッズ
- 乗船前の準備(アプリ・Wi-Fi・チップ)
- 出発前のチェックリスト
我が家の空路
今回の空路は、次のとおりです。
- 往路:羽田 → 北京(乗り継ぎ)→ バルセロナ
- 復路:バルセロナ → 北京(乗り継ぎ)→ 羽田
- 航空会社:中国国際航空(Air China)
中東を通らない、北回りのルートです。旅行会社のツアーに含まれるため、乗り継ぎの細かい案内は、旅行会社の資料も合わせて確認します。
手荷物の注意点
確認できた資料では、エコノミーの目安は次のとおりです。
- 預け荷物:2個まで、1個あたり23kgまで(1個までと書く資料もあります)
- 機内持ち込み:1個で5kgまで、サイズは55×40×20cm
- 身の回り品:座席の下に入る大きさのものを、別に1個
ただし、Air Chinaの公式ページは確認できませんでした。実際の許容量は、旅行会社の案内とE-ticketで確認します。重さの確認が厳しいと聞くので、自宅で量っておきます。
モバイルバッテリーの新ルール
いちばん注意が必要なのが、モバイルバッテリーです。日本では、2026年4月24日から新しいルールが始まっています。
- 預け荷物には入れず、手荷物として持ち込む
- 1人2個まで、1個あたり160Wh以下
- 端子をテープで覆うか、1個ずつ袋に入れる
- 機内で、バッテリー本体を充電しない
- 機内で、バッテリーからスマートフォンなどを充電しない
北京でも、リチウムイオン電池を預け荷物に入れることは禁止されています。
中国の航空会社の機内での使用ルールは、確認できませんでした。そのため、機内では使わない前提で、満充電にして出発します。容量(Wh)が見える機種を選んでおくと、確認が楽です。
液体類
液体は、1容器100mlまで、合計1リットルの透明な袋に入れるのが基本です。化粧水や目薬も含まれます。
北京での乗り継ぎ
乗り継ぎは、次の流れが一般的です。
- 到着後、乗継カウンターへ向かう
- 保安検査を受ける
- 出発階へ進み、バルセロナ行きの搭乗口へ向かう
預け荷物は、最終目的地まで預け通しのことが多いです。ただし、最短の乗継時間は確認できませんでした。余裕を持って動きます。
また、係員を名乗って、パスポートや荷物を預かろうとする人がいると聞きます。荷物と書類は、自分で管理します。北京での書類の要否は、旅行会社の最新の案内に従います。
バルセロナでの入国(EES)
EU(欧州)では、出入国システム(EES)が2026年4月から全面的に運用されていると案内されています。初回の入国時に、顔写真と指紋を登録します。
列に並ぶ時間を見込んでおきます。なお、ETIAS(事前認証)は、前回記事のとおり、まだ始まっていません。出発前に、もう一度確認します。
Googleマップのオフライン保存
現地で通信が使えない場所でも地図を見られるように、出発前に、Googleマップの地図を保存しておきます。バルセロナのMSCクルーズ港の周辺も、保存の対象です。
【画像:オフラインマップをダウンロードする画面(offline-map-download.png)】
保存の手順(iPhone)
- 自宅などのWi-Fiで、Googleマップにログインしておく
- 右上のプロフィールアイコンをタップし、「オフラインマップ」を選ぶ
- 「自分の地図を選択」をタップする
- 保存したい範囲に青い枠を合わせ、拡大・縮小で調整する
- 「ダウンロード」をタップする
場所を検索して、名前の横のメニューから「オフライン マップをダウンロード」を選んでも、同じことができます。Androidもほぼ同じ手順です。
注意点
- Wi-Fiで行う:データ量が大きく、容量も使います。範囲が広いと保存できないこともあります。
- 出発前に確認する:機内モードにして、保存した地図が開けるか試しておきます。
- 機能が限られる:経路案内は車が中心で、電車やバスの乗換案内は使えないことが多いです。渋滞情報や、営業時間・口コミなどの最新情報も出ません。
- 期限がある:しばらく更新しないと、地図が使えなくなります。更新は、Wi-Fiにつないだときに自動で行われます。
- 国によっては保存できない:一部の国や地域では、保存が制限されています。
- 現在地は出る:通信がなくても、GPSで現在地は表示されます。
Apple純正のマップにも、保存の機能があります(iOS 17以降)。見やすい方を使います。
長距離フライトであったら便利なグッズ
羽田から北京を経由して、バルセロナまで、移動はとても長くなります。そこで、長距離の飛行機で「あったらいいな」と思うグッズを、まとめました。
機内で快適にするもの
- ネックピロー:首を支えるタイプ。長時間の睡眠に効きます。
- アイマスク・耳栓:まぶしさと音を減らします。ノイズキャンセリングのイヤホンも便利です。
- 圧縮ソックス(着圧):むくみ予防に。
- のど・乾燥対策:マスク、のど飴、リップクリーム、保湿クリーム(液体は100ml以下)
- 羽織るもの・靴下:機内は冷えます。薄手のストールが万能です。
- スリッパ(折りたたみ):靴を脱いで楽になれます。
手元に置く小物
- 透明の小袋:液体類をまとめます。
- ウェットティッシュ・除菌シート:テーブルや手に。
- 歯ブラシセット:乗り継ぎの前後に使えます。
- 空の水筒:保安検査のあとに、水を入れられます。
- 薄手の着替え(1セット):預け荷物が遅れたときの保険にもなります。
- ボールペン:入国書類などの記入に。
電子機器
- ケーブル・充電器・短い延長コード:座席の電源が遠いこともあります。
- モバイルバッテリー:手荷物に入れます。容量や個数は、前述のルールに合わせます。
- 映画・音楽・本のダウンロード:事前に、スマートフォンへ入れておきます。
- 紙の控え:E-ticket、パスポートのコピー、予約番号のメモ。電池切れの保険になります。
荷物の整理
- 小さなポーチ(複数):貴重品、充電類、衛生用品に分けると、取り出しやすいです。
- ジップ付き袋:濡れ物やゴミ入れに。
- 首かけのパスポート入れ:乗り継ぎのとき、パスポートを出し入れしやすくなります。
- 常備薬(小分け):胃腸薬、頭痛薬、酔い止めなど。
先に準備しておくと効くのは、ネックピロー・アイマスク・圧縮ソックス・薄手の羽織りの4つです。迷ったら、この4つから揃えます。
乗船前の準備
乗船手続きは、ツアーの添乗員が案内してくれるため、我が家では、細かい手続きは旅行会社の案内に従います。ここでは、事前に分かっていることをまとめます。
- アプリ「MSC for Me」:オンラインのチェックインや、クレジットカードの登録など、乗船前にできる手続きがあります。使い方は、過去の記事で詳しく解説しています。自宅のWi-Fiで、先にダウンロードしておきます。
- 船内Wi-Fi:我が家のツアーでは、Wi-Fiのパッケージが含まれています。接続の名前や使い方は、乗船後に確認します。
- 船内チップ:旅行代金とは別に、船内会計で支払う費用です。金額の目安は、前回の記事に書いています。
- 港と埠頭:バルセロナ港では、MSCの船は、ターミナルのある埠頭を使います。ターミナルは日によって変わるため、当日の案内で確認します。
出発前のチェックリスト
- [ ] パスポート(帰国日基準の残存期間)
- [ ] E-ticket(スマートフォンに保存)
- [ ] モバイルバッテリーは手荷物に入っている・端子を保護した
- [ ] 預け荷物の重さを量った
- [ ] 液体類を透明な袋にまとめた
- [ ] Googleマップのオフライン保存を済ませた
- [ ] アプリ「MSC for Me」をダウンロードした
- [ ] ETIASの最新情報を、出発前にもう一度確認した
まとめ
日本発着のクルーズに比べて、今回は、飛行機の準備が加わります。特に、モバイルバッテリーの新ルールと、バルセロナでのEESは、見落としやすい点です。
実際に乗って分かったことは、帰国後に、乗船記の記事でご報告します。
過去の受取記録・参考記事
- 【出発前】ヨーロッパ地中海クルーズの準備ガイド(URLを入れてください)
- 【出発前】MSCスプレンディダとは?船の特徴・客室・食事を徹底紹介|地中海クルーズ前に調べました(URL)
- 【出発前】地中海クルーズの寄港地ガイド|マルセイユ・ピサ・カリアリ・パレルモ・ヴァレッタを予習しました(URL)
- 【旅・travel】MSCベリッシマ公式アプリ『MSC for Me』の完全ガイド【乗船記】(https://kita-popeye.com/travel-msccruises/)
- 【ジャパネットクルーズ準備編】MSCベリッシマ南国10日間|持ち物・SGムービング・当日の流れを実体験でまとめ(https://kita-popeye.com/travel-cruise/)
出典
- Aviation Wire:モバイルバッテリーの新ルール
- 羽田空港旅客ターミナル:リチウムイオン電池のお知らせ
- ANA:北京首都国際空港の乗り継ぎ案内
- Amadeus:Free Baggage Piece(日欧線の許容量)
- CabinZero:Air China baggage allowance
- 在米日本大使館:EES・ETIAS案内
- バルセロナ観光ガイド:MSC Magnificaのクルーズポート情報
免責事項
本記事は、2026年10月時点で確認した情報と、個人の準備をまとめたものです。航空会社の規定・入国ルール・アプリの機能は変更される場合があります。最新の情報は、航空会社・旅行会社・公式サイトの案内でご確認ください。
tokachi_sky(とかちスカイ)トニー@北の大地十勝 Kita-no-Daichi Tokachi


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