CIC (CREDIT INFOMATION CENTER)で自分の与信(信用情報)を正確に把握しましょう。株式会社シー・アイ・シーは国内の個人信用情報を管理する信用情報機関です。

【改訂版】本当の自由を手に入れる お金の大学
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自分の状況を正確に把握する為にクレジットカードの信用情報を調べる。

指定信用情報機関制度

CIC(Credit Information Center)の概要

株式会社シー・アイ・シー(以下、CIC)は、クレジット会社の共同出資により、昭和59年に設立された、主に割賦販売や消費者ローン等のクレジット事業を営む企業を会員とする信用情報機関です。
また、CICは、割賦販売法および貸金業法に基づく日本国内の個人信用情報を管理する信用情報機関として指定を受けた唯一の指定信用情報機関です。

主にクレジットカード会社、ローン会社、金融機関などから提供された情報を基に、以下のような情報を管理しています。

• クレジットカードの利用状況

• 分割払いの契約内容と支払状況

• キャッシングの利用状況

• 契約内容に関する事故情報(延滞、債務整理など)

CICの情報は、個人が金融機関から信用取引(ローンやクレジットカードなど)を利用する際に、審査で利用されます。

指定信用情報機関のCIC
CICは、割賦販売法および貸金業法の両業法に基づく指定信用情報機関です。安全・安心・高品質なサービスを提供することにより、クレジットやローン市場の健全な発展に貢献しています。

YouTube、資料など株式会社CIC及びAIにて引用させていただきました。

CICへの情報開示の依頼方法 

CICでは、自分自身の信用情報を確認することができます。この手続きを「情報開示」といいます。以下は情報開示の依頼方法です。

1. 開示方法の選択

情報開示には以下の3つの方法があります:

1. インターネット開示(推奨)

• 24時間利用可能で、手軽です。

• スマートフォンやパソコンから申し込みができます。

2. 郵送開示

• 書類を郵送で送付し、返信を受け取る方法です。

• 手続きには日数がかかります。

3. 窓口開示

• CICの窓口(東京、札幌、大阪、福岡)で直接手続きが可能です。

2. 必要なもの

開示方法により必要なものが異なります。

• インターネット開示

• スマートフォンまたはパソコン

• 本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカードなど)

• クレジットカード(手数料支払い用)

• 郵送開示

• CIC指定の申込書(公式サイトからダウンロード)

• 本人確認書類のコピー

• 手数料(郵便定額小為替を使用)

• 窓口開示

• 本人確認書類

• 手数料(現金またはクレジットカードで支払い)

3. 手数料

• インターネット開示:1,000円

• 郵送開示:1,000円

• 窓口開示:500円

手続きの詳細

インターネット開示の手順

1. CIC公式サイト(https://www.cic.co.jp/)にアクセス。

2. 開示申し込みページで必要事項を入力。

3. 本人確認書類をアップロード。

4. クレジットカードで手数料を支払い。

5. 開示結果を画面上で確認(PDFでダウンロード可能)。

郵送開示の手順

1. CIC公式サイトから申込書をダウンロードし、必要事項を記入。

2. 本人確認書類のコピーを添付。

3. 郵便定額小為替を購入し同封(手数料分)。

4. 指定された住所に郵送。

5. 数日後に開示結果が郵送で届く。

窓口開示の手順

1. 最寄りのCIC窓口に訪問(事前予約は不要)。

2. 本人確認書類を提示し、必要事項を記入。

3. 手数料を支払い。

4. その場で開示結果を受け取る。

注意点

• 本人以外の情報は開示できない(代理人手続きは不可)。

• 過去の事故情報は原則5年程度で削除されますが、詳細な内容については直接確認が必要です。

不明点があれば、CIC公式サイトやカスタマーセンターにお問い合わせください。

ブラックリスト(事故情報)の具体例

以下のような情報が信用情報機関に登録されると、審査に影響を与えることがあります:

1. 延滞情報

• 61日以上または3か月以上の支払い遅延がある場合。

• 登録期間:解消後約5年間。

2. 債務整理(任意整理、個人再生、自己破産など)

• 金融機関と交渉して債務の条件変更や免除を行った場合。

• 登録期間:5~10年間。

3. 代位弁済

• 債務者が返済できなくなり、保証会社が代わりに返済した場合。

• 登録期間:5年間。

4. 強制解約

• クレジットカードやローン契約が支払遅延などで強制的に解約された場合。

• 登録期間:5年間。

5. カードローンやキャッシングの過剰利用

• 利用可能枠の限度額を常に超えている、または枠一杯まで利用している状況。


※「クレジットカードのブラックリスト」という言葉は一般的に使われていますが、実際には「ブラックリスト」というリストが存在するわけではありません。この言葉は、信用情報機関に登録された『信用情報の中で、ネガティブな情報(事故情報)』がある状態を指しています。このような情報があると、クレジットカードやローンの審査で不利になることがあります。

ブラックリスト(事故情報)の具体例

以下のような情報が信用情報機関に登録されると、審査に影響を与えることがあります:

1. 延滞情報

• 61日以上または3か月以上の支払い遅延がある場合。

• 登録期間:解消後約5年間。

2. 債務整理(任意整理、個人再生、自己破産など)

• 金融機関と交渉して債務の条件変更や免除を行った場合。

• 登録期間:5~10年間。

3. 代位弁済

• 債務者が返済できなくなり、保証会社が代わりに返済した場合。

• 登録期間:5年間。

4. 強制解約

• クレジットカードやローン契約が支払遅延などで強制的に解約された場合。

• 登録期間:5年間。

5. カードローンやキャッシングの過剰利用

• 利用可能枠の限度額を常に超えている、または枠一杯まで利用している状況。

事故情報の登録機関

信用情報は以下の3つの信用情報機関に登録されます:

1. CIC(株式会社シー・アイ・シー)

主にクレジットカードや信販会社が利用。

2. JICC(株式会社日本信用情報機構)

消費者金融や信販会社が主に利用。

3. 全国銀行個人信用情報センター

銀行系ローンや住宅ローンの情報を管理。

各機関間で一部情報が共有されることもあります。

ブラックリストに載った場合の影響

1. 新規クレジットカードの発行が困難

信用審査に通過できず、カードの発行が難しくなります。

2. 既存のクレジットカードが利用停止

事故情報が登録されると、保有中のカードが停止されることがあります。

3. ローン審査が否決

住宅ローンや自動車ローンなども審査に通らない可能性があります。

4. 一定期間、信用回復が難しい

一度事故情報が登録されると、削除されるまでに5~10年の期間が必要です。

ブラックリストに載った場合の対処法

1. 信用情報を確認する

自分の信用情報がどうなっているかを確認するため、CICやJICCに情報開示を依頼しましょう。

2. 延滞を解消する

支払遅延がある場合、できるだけ早く未払いを解消します。解消後も一定期間は記録が残りますが、将来の審査において信頼回復の一助となります。

3. 債務整理を検討する

支払いが困難な場合、弁護士や司法書士に相談し、債務整理を検討します。ただし、これも信用情報に登録されます。

4. クレジットヒストリーを再構築する

信用情報が回復した後は、無理のない範囲でクレジットカードを利用し、適切な返済を続けることで信用を取り戻します。

信用情報から事故情報が消えるまでの期間

• 延滞情報:5年

• 債務整理(自己破産など):5~10年

• 代位弁済:5年

事故情報が消えるまでの期間は一定ですが、その間の生活で新たな信用問題を起こさないことが重要です。

信用情報(クレジット情報開示報告書)の見方


CICから取得した信用情報(クレジット情報開示報告書)は、現在の信用状況を確認するために重要な資料です。ただし、初めて見る場合、専門用語やコードが多く、少し分かりづらいことがあります。以下に、報告書の主な項目と見方を解説します。

1. 信用情報の主な構成

CICの開示報告書は以下のような項目で構成されています:

(1) 本人情報

• 氏名、住所、生年月日、電話番号などが記載されています。

• これらの情報が正確か確認しましょう。

(2) 申込情報

• 過去6か月以内にクレジットカードやローンの申し込みをした履歴。

• ここに記載が多いと、頻繁な申し込みが審査で不利に働く可能性があります。

(3) 契約内容

• 現在保有しているクレジットカードやローンの情報が記載されています。

• 主な情報:

• 契約日

• 会社名(カード発行会社や金融機関)

• 利用限度額

• 借入残高

(4) 支払状況(入金状況)

• 支払いの履歴や遅延の有無が記載されています。

• 「入金状況」欄が特に重要で、支払い状況を表すコードが記載されています。

2. 入金状況のコードの見方

「入金状況」欄には以下のようなコードが記載されています:

コード 意味 補足

○ 請求通りに支払い済み 正常な状態

P 請求額の一部のみ支払い 未払いがある

A 支払遅延 1~2か月程度の遅延

R 3か月以上の支払遅延(長期延滞) 延滞が深刻

– 情報なし(支払いがない契約など) 契約が利用されていない場合など

B 債務整理 任意整理や破産が発生

C 強制解約 重大な契約違反による解約

# 情報未登録 支払い期日が到来していない場合など

重要ポイント:

• ○が継続していれば信用状況は良好です。

• AやRが多い場合、信用度が低下している可能性があります。

3. 利用可能額と借入残高の確認

• 利用可能額:クレジットカードやローンの現在の利用枠。

• 借入残高:現在の未払い金額。

• 借入残高が利用可能額に近い場合、与信枠の利用率が高くなり、審査に悪影響を及ぼすことがあります。

4. 異動情報(事故情報)の確認

異動(事故情報)が登録されている場合の表示

• 登録される内容:

• 延滞:61日以上または3か月以上の遅延。

• 債務整理:任意整理、自己破産、個人再生。

• 代位弁済:保証会社が債務を肩代わり。

• 記載例:「異動」と記載される。

• 例:「異動:支払遅延、2024年○月登録」

• これが記載されている場合、事故情報として審査に影響を与えます。

異動情報が削除される時期

• 延滞情報:5年。

• 債務整理:5~10年。

• 異動情報は一定期間後に削除されますが、それまでは審査に影響を与える可能性があります。

5. 申し込み状況の確認

• 申込情報:直近6か月のクレジットやローンの申し込み履歴が記載されています。

• 多数の申し込みがある場合、審査で「多重申し込み」と判断され、不利になる場合があります。

6. 注意点とアドバイス

報告書を見て気を付けること

1. 正確性の確認:本人情報や契約内容に誤りがないかチェックしてください。

2. 支払い履歴:遅延や未払いがないことを確認します。

3. 多重申し込みを避ける:申し込み履歴が短期間に集中しないよう注意しましょう。

誤った情報がある場合の対処

• CICに連絡し、情報の訂正を依頼します。

• 必要に応じて、情報提供元(カード会社や金融機関)に問い合わせます。

CIC報告書を元に改善策を立てる

1. 延滞の解消

• 未払いがある場合、可能な限り早く支払いを完了させる。

2. 利用率を下げる

• 利用可能額に対する借入残高を30%以下に抑えることで、信用度を向上させる。

3. 一定期間申し込みを控える

• 審査に通るためには、申し込み履歴を半年以上空けるのが理想的。


最後に

私の場合、CICの信用情報には問題点がなくホッとしましたが、自分の状況を正確に把握することが大切だと思いました。

CICの信用情報は、あなたの信用状況を確認する重要な資料です。開示報告書を正しく読み取り、適切に対処すれば、信用度を回復させることが可能です。


ブラックリストに載ると信頼回復まで時間がかかりますが、適切に対処すれば回復は可能です。信用情報を確認し、自分の状況を正確に把握することから始めましょう。

クレジットカードは必要最小限に

使っていないクレジットカードは整理しましょう。適正管理が必要で、無理のないカード利用を行ない、信用情報(ブラックリスト)にならない事が大事です。

(銀行口座も整理しましょう。リベ大学長も言っていますよ。『お金の大学』を読んで勉強しましょう)

また、沢山のクレジットカードを所有しているとカードの管理が出来ず、知らない間にクレジットカードの年間手数料が掛かっているかも知れませんので注意です。

CIC信用情報開示請求したら眠っていたクレジットカードが見つかるかも。

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