【ポタジェ日誌7月】雨上がりの菜園と草刈りの一日 (Potager-Diary)

スローライフ

オーガニック家庭菜園 スローライフ

雨上がりの庭を見回りながら

7月16日、北の大地十勝は雨上がりの朝。しっとりと湿った土を踏みしめながら、いつものように庭を一周する。前日は一日じゅう刈り払い機を握って草刈りに追われ、正直かなり疲れた。けれど、伸び放題だった通路や畝まわりがすっきりと片づき、菜園全体が呼吸をしやすくなったようで、見回っているだけで気分がいい。手をかけた分だけ庭が応えてくれる——このささやかな手応えが、スローライフの醍醐味だと思う。

雨のあとの野菜たちは、いつもより一段と生き生きしている。葉に残った水滴が朝の光を弾き、緑がやけに濃く見える。今日はそんな庭を歩きながら、収穫できるものを摘んでいった。

今日の収穫

ざるを片手に集まったのは、夏らしい顔ぶれ。

  • アスパラ:立茎させている株の脇から、まだ細めの穂が数本
  • ミニトマト(赤・黄):色づいたものを房ごとに数粒ずつ
  • 白ナス:ずっしりと重い、真っ白でつややかな実がふたつ
  • きゅうり:曲がりも含めて元気なものを数本
  • 青梅:梅仕事に使えそうな青々とした実をひとまとめ
  • ラズベリー:赤く熟した粒をつまみながら、キッチンペーパーの上へ

白ナスは我が家のハウスの主役のひとつ。ふつうの紫ナスとはまた違う、とろりとした食感が魅力で、収穫のたびに献立を考えるのが楽しみになる。青梅は今年もそれなりの量が採れそうで、シロップか梅干しか、思案のしどころだ。

ハウスの中の様子

ビニールハウスの中は、外よりもさらに勢いがある。

きゅうりは支柱とネットを伝ってぐんぐん背を伸ばし、次々と実をつけている。トマトはまだ青い実が鈴なりで、これから一気に色づいてくるのが待ち遠しい。白ナス(とろ〜り旨なす)は株元にころんとした白い実をいくつもぶら下げ、黒陽ナスのほうも濃い紫のつややかな実が下がっている。ししとうやピーマンの仲間も、葉の陰に若い実をのぞかせていて、収穫のピークはこれからだ。

マリーゴールドをコンパニオンプランツとして所々に植えているので、緑一色のハウスの中に橙色の花がぽつぽつと差し色になって、見ていて飽きない。

露地の畑も順調

外の畑では、じゃがいもが畝いっぱいに葉を茂らせ、花も咲き終えて土の中で着々と太っているはず。玉ねぎは葉をピンと立て、人参のふさふさとした葉とのコントラストが気持ちいい。防虫ネットのトンネルの向こうでは、とうもろこしがすらりと背を伸ばし始めた。

いんげんや豆類も葉を広げてよく茂っている。アーチ仕立ての花豆(ベニバナインゲン)は真っ赤な花を鮮やかに咲かせていて、これは実りだけでなく庭の景色としても一役買ってくれる。フェンス際のラズベリーは背丈ほどに伸び、赤い実を探しながらの収穫は、ちょっとした宝探しのようだ。

草刈りのあとの庭

昨日の草刈りの効果はてきめんで、通路や畝の境目がくっきりと見えるようになった。雑草に埋もれていた野菜たちも、風通しと日当たりを取り戻して、どこか誇らしげに見える。

草刈りは地味で体力のいる作業だし、正直「またか」とため息をつきたくなることもある。それでも、刈り終えたあとの庭を眺めると、疲れが少しだけ報われた気がする。伸びた草をそのままにしておけば、あっという間に野菜が負けてしまう。手をかけ続けることでしか保てない風景がある——そのことを、季節が巡るたびに教えられている。

北の大地十勝からひとこと

雨上がりの菜園は、いつも新しい発見をくれる。昨日の疲れも、今朝の収穫と、すっきり片づいた庭を見れば帳消しだ。白ナスをどう料理しようか、青梅をどう仕込もうか——そんなことを考えながら畑を歩く時間は、なにものにも代えがたい。

夏本番はこれから。トマトが色づき、ナスが実り、とうもろこしが穂を垂れる日を楽しみに、また明日も庭に立とうと思う。

tokachi_sky (とかちスカイ)トニー@北の大地十勝 Kita-no-Daichi Tokachi

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