【株主優待】ジャパンクラフトHD(7135)最後の1,000円券が届きました|優待制度の大幅変更(改悪)で我が家は長年のお付き合いを終了します

株主優待・資産運用

【前回記事】
▶ ジャパンクラフトホールディングス(旧藤久)【7135】株主優待券|2026年3月受取分

ジャパンクラフトHD【7135】から株主優待券が届きました(2026.10.2受取)

ジャパンクラフトホールディングス(7135)から、2026年6月30日基準日分の株主ご優待券が届きました。

  • 3年以上保有分:1,000円券×4枚(4,000円分)
  • 1年以上3年未満保有分:1,000円券×3枚(3,000円分)
  • 2口座(T・Y)合計:1,000円券×7枚=7,000円分
  • 有効期限:2027年2月末まで

【画像:封筒(④3年以上4000/③1年以上3年未満3000)】

【画像:1,000円券(4枚・3枚)】

手芸専門店『クラフトハートトーカイ』『クラフトパーク』や、ECサイト『シュゲール』『手づくりタウン』で使える優待券で、長年楽しみにしてきた優待です。

ただ、同封の「お知らせ」を読んで、思わず手が止まりました。

2026年12月31日基準日から、優待制度が大幅に変更されます。
我が家にとっては、事実上これが最後の「1,000円券」の優待になりそうです。

【画像:「優待制度の変更について」のお知らせ(表面)】

優待制度の変更内容(2026年12月31日基準日~)

同封のお知らせと、2026年8月10日付の会社リリースによると、変更のポイントは次のとおりです。

  • 優待券1枚の額面を 1,000円 → 500円 に変更
  • 税込1,000円のお買い物ごとに、1枚(500円)が利用可能(=実質的な割引券化)
  • 10単元(1,000株)未満の優待金額は減額、3年以上継続保有の10単元以上は増額
  • 優待利回りは「1,2単元→5単元→7単元→10単元」と上がり、3年以上保有の10単元株の利回りがピークになるよう再設計
  • クラフトハートトーカイ会員ポイントへの振替サービスは2027年2月28日で終了
  • ヴォーグ学園での優待券利用は2026年9月30日で終了
  • 今後は優待券送付時に、店舗とECサイトで使える各種クーポンも同封予定

変更前(現行)と変更後の比較

変更前(現行・2026年6月30日基準日まで)

保有株式数1年以上継続保有3年以上継続保有
100株以上200株未満2,000円分×年2回3,000円分×年2回
200株以上600株未満3,000円分×年2回4,000円分×年2回
600株以上5,000円分×年2回6,000円分×年2回

変更後(2026年12月31日基準日~)

保有株式数1年以上継続保有3年以上継続保有
100株以上200株未満500円分×年1回(6月のみ)← 同左
200株以上500株未満500円分×年2回← 同左
500株以上700株未満1,500円分×年2回2,000円分×年2回
700株以上1,000株未満2,500円分×年2回3,500円分×年2回
1,000株以上5,000円分×年2回6,500円分×年2回

※1,000株以上で6月30日に1年以上継続保有の株主には、年1回の特別優待品の贈呈あり(内容は決定次第、会社HPで案内)
※発送時期:6月30日基準日→9月下旬、12月31日基準日→翌3月上旬

我が家の区分(200株以上500株未満)で比べると

年間の優待額(額面)200株の優待利回り※
変更前(3年以上保有)8,000円分約23.3%
変更前(1年以上保有)6,000円分約17.4%
変更後(保有期間問わず)1,000円分約2.9%

※2026年9月18日終値172円×200株=投資額34,400円で計算。優待券の額面ベースで、実際に使い切れるかは考慮していません。
※変更後は500円券で、1,000円の買い物ごとに1枚という使い方になるため、実質的な価値はさらに下がります。
※配当(会社予想3円×200株=600円、約1.7%)を足しても、合計は約4.7%です。

**3年以上保有の口座は年8,000円分→1,000円分(約87.5%減)、1年以上の口座は年6,000円分→1,000円分(約83.3%減)。2口座合計では年14,000円分→2,000円分(約85.7%減)**になります。

会社が説明する変更の理由

会社の説明を整理します。

  • 2024年6月期までの数年間は赤字で配当を見送り、代替の株主還元として優待を強化してきた
  • 少数単元株主への優待利回りに偏った設計もあり、少数単元株主が急増
  • 株主関連費用が 2020年6月期の56百万円 → 2026年6月期の186百万円(3倍以上) に増加
  • このままでは経営を圧迫する一方、2025年6月期に復配を果たし、安定配当を目指せる環境が整いつつある
  • 今後は配当による利益還元を中心に、優待と配当のバランスを最適化する

2026年6月期の決算(2026年8月10日発表)は、売上高約140億円でほぼ横ばい、営業利益は約1億600万円(前年同期比+61.5%)、最終利益は特別利益や繰延税金資産の認識により約4億3,200万円の黒字でした(Yahoo!ファイナンスの決算短信要約より)。

株主関連費用の186百万円は、営業利益(約1億600万円)を上回る水準です。会社が「抜本的に見直さざるを得ない」と判断した背景は、数字を見ると理解できます。

少数単元で優待をいただいてきた私たちのような株主が、まさに会社の言う「少数単元株主への優待利回り偏重」の恩恵を受けてきた側でもあります。

優待券の使い方と注意点(今回届いた分)

今回の優待券(有効期限2027年2月末)は、次の2通りで使えます。

① 店舗で使う(トーカイグループ店舗)

  • お会計前に優待券をスタッフへ提示(優待券の返送は不要)
  • 優待券のみで支払う場合、つり銭は出ません
  • ヴォーグ学園では利用できません
  • クラフト会員(年会費550円)は、店舗で額面すべてをポイントに振替えて店舗でのみ利用可能(ECサイトは不可)。振替サービスは2027年2月末で終了

② ECサイトで使う(シュゲール・手づくりタウン)

  1. クーポン申込みサイトで必要事項を入力(申込期限:2027年1月末まで)
  2. 同封の返信用封筒で、優待券を会社宛てに返送
  3. 到着後、5営業日以内(土日祝・会社所定休業日を除く)を目安に、クーポンがメールで届く
  • クーポン金額は返送した優待券の合計額
  • 家族の優待券と合算して発行可能(ただし合算額の上限は6,000円まで)
  • クーポンの有効期限は2027年2月末
  • 利用は1回限り、1回の注文で複数クーポンの併用は不可
  • クーポンは送料に適用されません

【画像:「株主ご優待券のご案内」(利用方法)】

【画像:同封の「ご注意」(店舗・ECサイトでご利用の場合)】

店舗が近くにない我が家は、ECサイトのクーポンを使う形になりそうです。申込期限(2027年1月末)と、優待券の返送が必要な点に注意が必要です。

株の情報【Stock information】

【業種】小売業

【市場】東証スタンダード・名証プレミア

【株価】172円(2026/09/18終値)/最低購入代金 約17,200円

(183円/2026.8.17)

(219円/2026.7.7)

(224円/2026.3.3)

【配当】1株3円(会社予想・2027年6月期)/配当利回り 約1.74%(172円で計算)

【決算期】6月

【年初来高値・安値】234円(2026/02/13)/171円(2026/08/12)

優待制度変更の発表(2026年8月10日)後、株価は下落基調で、2026年8月12日には年初来安値の171円をつけています。

※株価・配当の数値は、Yahoo!ファイナンス、トレーダーズ・ウェブ等の掲載値です。最新の情報は各自でご確認ください。

ジャパンクラフトHDとは

ジャパンクラフトホールディングス(旧:藤久ホールディングス)は、手芸・ソーイング用品・編み物毛糸などを扱う「クラフトハートトーカイ」「クラフトパーク」などを運営する持ち株会社です。手芸出版の日本ヴォーグ社などもグループに持ち、ハンドメイドのワークショップにも力を入れています。

ジャパンクラフトホールディングス株式会社(公式)

株主優待情報(公式)

所見|長年のお付き合いを終了します

正直なところ、複雑な気持ちです。

1. 商品券が「割引券」になった
1,000円の金券として使えたものが、1,000円の買い物ごとに500円まで使える割引券に変わります。金額も大幅に下がります。

2. もともと使いにくくなっていた
北の大地十勝では、十勝帯広店に続き、釧路店、札幌アリオ店と店舗がなくなり、近郊のクラフトパークも閉店して、一番近い店舗が150キロ以上離れる状況でした。優待券は通販で使う形が中心になっていました。

3. 株価も低迷している
株価は2026年3月の224円から、9月には172円まで下がりました(約23%下落)。優待改悪と株価低迷が重なる形です。

通販や100均など販売ルートが多様化し、従来型の店舗経営が厳しいことは理解しています。裁縫・クラフト・ミシン講座など、地道に手づくり文化を支えている企業なので、応援したい気持ちも正直あります。

それでも、近くに店舗がない我が家にとっては、使いづらい優待になることは変わりません。この決定をもって、我が家では長年のお付き合いを終了することにしました。

優待券の有効期限は2027年2月末までです。今回届いた7,000円分は、期限内に有効に使い切りたいと思います。

手芸やクラフトがお好きで、近くに店舗がある方には、変更後も魅力が残る制度かもしれません。ご自身の保有株数と使い方に合うか、会社の最新情報で確認してください。

株主優待品記録リスト

【画像:封筒と1,000円券(2026.10.2受取)】

(株主優待券 3年以上 1,000円券×4枚(4,000円分)/1年以上3年未満 1,000円券×3枚(3,000円分)/〒2026.10.2受取)

過去の受取記録・参考記事

免責事項

本記事は個人の体験と、公開されている情報をもとに作成したもので、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。株価・配当・優待内容は変更される場合があります。投資の最終判断は、ご自身の責任で行ってください。優待内容の詳細は、必ず会社の公式情報をご確認ください。

tokachi_sky(とかちスカイ)トニー@北の大地十勝 Kita-no-Daichi Tokachi

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