戦後すぐに建てられた建物
およそ築70年あまりの基礎は布基礎でなく自然の玉石の上に柱が直接たっています。壁は土壁で(現在はその上にモルタル上塗り)の建物です。(写真はリホーム前の約30年前になります。)
いまの住宅の基礎は(基礎編)
- 布基礎 (もっとも多い一般的な基礎になります、線で建物を支える形式)
- ベタ基礎 (面で建物を支える)
- 杭基礎 (地盤の弱い場合に採用する基礎です。大手メーカーは地盤の地耐力が低い場合この方法と布基礎など併用する事が必須です。)
土壁(つちかべ)小舞壁
正式には小舞壁(こまいかべ)と呼びます。
竹や木を組んだ小舞下地に下地から表面まで自然の土で仕上げた壁を一般的に土壁と呼びます。 土壁の原料は土の他に藁なども用いられます。 藁などを用いる理由は、繊維質がつなぎの役割を果たし、強度を持たせ調湿作用が高まるからです。今ではこの工法は非常に珍しく高級な部類になります。
(写真:補修前の内部/小舞下地が確認できます)
まずは屋根のペンキ塗りから
屋根の塗装も劣化していたので、ペイント からスタート。
あの頃は若かった❗️
今はもう屋根には登れないですね。笑
壁の補修とペイント
壁の補修の後、ペイント
コーキング剤は変成シリコンコーキング材を使用。安いシーリング材はペイント の色がのらないので注意が必要です。
壁のペイント は原色の黄色(イエロー)だったので、目立ちすぎると、嫁さんには反対されたけど、ペイント 購入済みで後から色の調整するのも面倒などで決行する!
ペンキの種類
ウレタン塗料・シリコン塗装・フッ素塗料・無機塗料などがありますが、一般的にはウレタン塗料かシリコン塗料になります。
◯ウレタン塗料
(耐用年数:8~10年)
メリット
- 金額が安い
- 密着性、伸縮性が高い
デメリット
・耐候性が低く塗り替え時期が早い
◯シリコン塗料
(耐用年数:10~15年)
メリット
- 耐久性と価格のバランスが良い
- 汚れ、色あせなどに強い
デメリット
- 密着性が低く、下地調整や下塗りの選定が重要
- グレードに幅がある
あと、水性塗料か油性塗料になります。
今なら、塗料の性能も向上しているので油性も水性塗料大差なく使えるようなので、扱いが楽な水性塗料がお勧めです。
当時は扱いづらい油性を使ったので苦労した記憶があります。
(遮熱塗料・断熱塗料・光触媒塗料などペンキ塗料の話だけでも長くなりそうなので、今回はこの辺で)
次回につづく(北の大地十勝)
乞うご期待❗️
北海道に移住ものがたり
DIY道具類の購入は
ホームセンターが便利!
現在の名称は『DCM』(当時は石黒ホーマでその後ホーマックになる)北海道を代表するホームセンターです。今はジョイフルやコメリなど大手チェーン店がありますが…当時はありませんでしたね。
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