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「淀川製鋼所」から「ヨドコウ」へ──商号変更記念のQUOカードが届きました

北の大地十勝からこんにちは。トニーです。
2026年6月、株主優待と配当通知が一緒に入った封筒を開けてみると、いつもとは少し違う一枚が入っていました。「商号変更記念」と書かれたオリジナルデザインのQUOカードです。
差出人は株式会社ヨドコウ(証券コード:5451)。「あれ、淀川製鋼所では?」と一瞬思いましたが、同封の案内状を読んで納得しました。長年「ヨドコウ」の愛称で親しまれてきたこの会社が、2025年10月1日付で正式に社名を「ヨドコウ」へと変更していたのです。
今回はこの商号変更記念QUOカードと、その背景にあるヨドコウのイメージチェンジ戦略についてまとめてみます。
今回届いた優待と配当の内容


封筒の中身は次の2点でした。
- 商号変更記念QUOカード 1,000円分(今回限りの記念優待)
- 期末配当金計算書
配当金の内訳はこちらです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所有株数 | 100株 |
| 1株あたり配当金 | 71.00円 |
| 配当金額 | 7,100円 |
| 対象期 | 第127期(2025年4月1日〜2026年3月31日) |
| 支払確定日 | 2026年6月24日 |
100株保有で7,100円の期末配当に加えて、記念QUOカード1,000円分。十勝の片隅で郵便受けを開けるのが楽しみになる、嬉しい内容でした。
QUOカードのデザインは、桜の花びらが舞う青空と街並みを背景に、新しいロゴと「咲かせよう。ひと、まち、みらい。」のメッセージが配されたもの。記念カードらしい華やかさがあり、使うのが少しもったいなく感じます。
「淀川製鋼所」が「ヨドコウ」になった理由
案内状によれば、商号変更は2025年10月1日付。長年愛称として親しまれてきた「ヨドコウ」を正式な社名に据えた格好です。
ヨドコウは1935年(昭和10年)創業の鉄鋼メーカーで、2025年に創立90周年を迎えました。溶融亜鉛めっき鋼板から始まり、現在は建材や家電製品の素材となる表面処理鋼板、建物の屋根・壁材となる金属製建材、そして「ヨド物置」に代表されるエクステリア商品まで、幅広い分野を手がけています。
会社の説明によると、社名変更は単なる呼び名の整理ではなく、「既存領域にとらわれず新たな可能性に挑戦していく決意」を示すものだといいます。創立90周年という節目に、企業ブランド価値の向上を狙ったリブランディングの一環というわけです。
「ヨド物置の会社」というイメージが世間に強く根付いているからこそ、「前例や常識にとらわれず自由に発想する“モノづくり企業”」であることを改めて打ち出したい──そんな意図が込められているようです。
木村拓哉を起用した「おさまるな。」CM

このリブランディングを象徴しているのが、ブランドアンバサダーに木村拓哉さんを起用した一連の企業CMです。
第1弾(2025年1月放送開始)のキーメッセージは「おさまるな。ヨドコウ」。物置サイズの小さな箱、施設サイズの大きな箱、そして人間の常識や限界を表す概念的な箱──さまざまなスケールの「箱」の中にいる木村さんが、「おさまるな」と言って颯爽と飛び出していく構成でした。この「箱」は既存事業や自分たちの限界のメタファーで、そこから飛び出して未来へ挑戦するという決意表明になっています。
そして2026年1月23日からは第2弾「自分との闘い」篇が放送開始。社名変更後ということもあり、雰囲気はガラッと一新されました。全編モノクロの映像の中で、太刀を手にした木村さんが、苦悩や葛藤を抱えるもう一人の自分と対峙し、己の内なる弱い心を斬り伏せる──本格的な殺陣アクションが見どころです。
木村さんは映画「武士の一分」や「無限の住人」で殺陣を披露してきた経験があり、その蓄積をCM表現に活かす狙いがあったとのこと。SNSでも「そのまま映画にしてほしい」「過去最高のCM」といった反響が広がりました。
鉄鋼メーカーのCMとしては異例ともいえる攻めた演出。「地味」「古い」と思われがちな業界イメージをあえて反動力に変え、新しいヨドコウを際立たせるアプローチには、見ていて思わず引き込まれます。
一株主として感じたこと
正直なところ、私の中でも「ヨドコウ=ヨド物置」のイメージはかなり強いものでした。我が家のような十勝のスローライフでも、物置は生活に欠かせない存在ですから、親しみのある会社です。
その会社が90周年という節目で社名を変え、ロゴを刷新し、木村拓哉さんを起用した斬新なCMでイメージチェンジを図っている。一連の動きからは、「老舗が守りに入らず、あえて変わろうとしている」という前向きな姿勢が伝わってきます。
株主優待としても、今回の記念QUOカードは「商号変更」という会社の節目を株主と分かち合おうという心遣いが感じられて、好印象でした。通常のヨドコウの優待は、保有株数と継続保有期間に応じた優待ポイント制(カタログ商品と交換)が中心ですが、こうした記念優待が時折加わるのは、長く持っている株主としては嬉しいものです。
「おさまるな」というメッセージは、CMの中の話だけではなく、投資や暮らしの姿勢にも通じるところがある気がします。慣れた箱の中に安住せず、少しずつでも新しいことに挑戦していく──そんな気持ちを、配当通知書とQUOカードを眺めながら改めて思った6月でした。
※本記事は個人投資家としての記録・体験を綴ったものであり、特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
tokachi_sky (とかちスカイ)トニー@北の大地十勝 Kita-no-Daichi Tokachi

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