
天候が、ようやく戻ってきた
前回の日誌(7月下旬)では、「今年の夏は少し足踏み」と書きました。曇りや雨が続き、気温も上がりきらず、露地の野菜たちは去年より一歩遅れ気味。ハウスの保温に助けられながら、なんとか実をつけてくれている——そんな状況でした。
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それが8月に入って、少し空気が変わりました。晴れ間がのぞく日が増え、気温も夏らしく戻ってきた。すると野菜たちは、待っていたかのように一気に動き出しました。遅れを取り戻すように育つ姿は、見ていて頼もしいものです。北の大地十勝の、8月上旬の菜園記録です。
ハウスの中は、緑がぎっしり
まずはハウスの中から。トマト、ナス、ピーマン、キュウリが背丈を伸ばし、通路が緑で埋まるほどの茂りようになりました。7月下旬に「色づき始め」だったミニトマトも、今では房ごと赤く熟しています。株元のアルミマットの照り返しも効いて、着色が一気に進みました。
天候が戻ると、ハウスの中はいっそう力強くなります。閉じ込めた熱と光を、野菜たちが余さず吸い上げているようです。

露地の野菜も、一気に追い上げ
今回いちばん変化を感じたのは、露地です。足踏みしていた野菜たちが、一斉に動き始めました。

かぼちゃは大きな葉を畑一面に広げ、雌花の付け根がぷっくり膨らんできました。トウモロコシは背を伸ばし、雌穂のひげが茶色く色づいて、収穫が近いサイン。枝豆(大豆)もさやがふくらみ、つまみ食いが楽しみな膨らみ具合です。

つるものも元気で、いんげんと花豆がネットいっぱいに。特に花豆は、手のひらほどもある大きなさやをぶら下げていて、見応えがあります。ゴーヤも黄色い花を咲かせながら、いぼいぼの実をつけ始めました。黄色いズッキーニも、次々と採れ頃を迎えています。


果樹コーナーもにぎやかに
果樹も少しずつ実りに近づいています。ぶどうは緑色の粒がびっしり房になり、これから色づきを待つところ。畑の隅ではブラックベリーが赤から黒へと熟し始め、梅の実もふっくら。多品目をぎゅっと詰め込んだ、ポタジェらしいにぎわいです。



そしてもう一つ、ちょっとした「衝動買い」の報告を。今年は既存のスモモが豊作だったこともあり、気を良くしていたところ、ホームセンターでスモモ「貴陽(きよう)」の苗がお買得品になっているのを見つけてしまいました。「とっても美味しい超大玉スモモ」という札につられて、つい。さらにその隣にあったシャインマスカットの苗も、気づけば一緒にカゴへ。


ただ、こちらはまだ植え付けていません。北海道、それも十勝の冬の寒さを考えると、植え付ける場所や方法をしっかり検討する必要があります。凍害を避ける工夫や、雪の重みへの備えなど、考えることは色々。この2本の植え付けについては、別途あらためて記事にまとめたいと思います。
8月上旬の収穫
そして収穫。テーブルに広げると、その彩りに天候不順の記憶も薄れていきます。
赤・オレンジ・黄のトマト各種、白ナスと紫ナス、太いキュウリ、シシトウ、オクラ、そしてザルからあふれるほどの枝豆。バジルや大葉、リーフレタスも加わって、まさに夏の食卓そのもの。かぼちゃはカットして下ごしらえし、ブロッコリーやロマネスコも並びました。採れたてを並べるだけで、献立が決まっていくのがこの季節の贅沢です。


北の大地十勝からひとこと
7月は足踏み、8月は追い上げ。自然のペースは、こちらの都合では動いてくれませんが、戻るときは一気に戻る。その振れ幅も含めて、菜園は面白いものだと改めて思います。
焦らず、天候に合わせて、採れるものをありがたくいただく。遅れた分を取り戻そうとする野菜たちの勢いに、こちらも元気をもらった8月上旬でした。次回もまた、ゆっくり見守っていきます。
※本記事は家庭菜園の記録であり、栽培方法や品種の生育は各ご家庭の環境により異なります。参考程度にご覧ください。
tokachi_sky (とかちスカイ)トニー@北の大地十勝 Kita-no-Daichi Tokachi


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