北の大地十勝から、株主優待ブログをお届けします。
2026年、クワザワホールディングス(証券コード:8104)から、恒例のQUOカード1,000円分が6月15日郵送で届きました。オレンジ色のたぬきのマスコットがあしらわれた、北海道の企業らしいQUOカードです。

この会社、実は私にとって少し複雑な思い入れのある銘柄です。一度は手放し、そしてまた買い直した──そんな経緯のある1社なので、今回は優待内容に加えて、私がこの会社を「応援したい気持ち」と「心配な気持ち」の間で揺れている話も、正直に書いておきたいと思います。
今回届いたもの
- QUOカード 1,000円分(たぬきのマスコット柄/100株保有)
- 「株主優待品在中」の封筒(KUWAZAWAのゆるキャラ入り)
権利確定は毎年3月末日、贈呈は6月ごろの年1回です。北海道が地盤の建設資材商社なので、封筒からQUOカードのデザインまで、あのオレンジ色のたぬきキャラで統一されているのが微笑ましいところ。
クワザワHDの株主優待内容
クワザワホールディングスの優待は、保有株式数に応じたQUOカードの贈呈です。
| 保有株式数 | QUOカード |
|---|---|
| 100株以上 | 1,000円分 |
| 500株以上 | 2,000円分 |
| 1,000株以上 | 3,000円分 |
- 権利確定日:毎年3月末日
- 対象:3月31日現在の株主名簿に記載された1単元(100株)以上の株主
- 贈呈時期:毎年6月ごろ(年1回)
- 長期保有条件:6ヶ月以上の継続保有
以前、2,000円分から1,000円分へ減額(+長期保有条件の追加)という「改悪」がありましたが、100株ホルダーとしては、それでも毎年安定してQUOカードがいただけるのはありがたいです。
一度売って、買い直した銘柄です
正直に書きます。この銘柄、私は一度売却しています。
理由は、株主優待でも配当でもなく、本社前の管理状態でした。札幌の本社前を通ることがあるのですが、正面玄関前にあるあのたぬきのマスコット像の周りが、いつ通っても草ぼうぼう。「会社の顔」ともいえる本社前があの状態だと、企業としての姿勢や理念そのものに不安を感じてしまい、長期保有をためらって、一度は手放したのです。
ところが、その後しばらくして本社前を通ったら、きれいに手入れされていました。草が刈られ、たぬき像の周りも整えられていて、「おっ、変わったな」と。ちょうどそのころ、千歳への半導体ラピダスの進出、北海道新幹線の延伸工事など、北海道の建設業界に大きな需要が見込まれるニュースが相次いでいました。北海道が地盤の建設資材商社であるクワザワにとって、これは追い風になるはず──そう考えて、私はこの株を買い直したのです。
……ですが、また少し心配しています
そして最近のこと。また本社前を通る機会がありました。すると──また草ぼうぼうに戻っていたのです。
正直、うーん、と唸ってしまいました。優待や配当の数字だけを見れば悪くない会社なのですが、私はどうしても「本社前の草」を、その会社の姿勢を映す鏡のように見てしまうところがあります。きれいになったり、また荒れたり。この繰り返しが、経営の一貫性や現場管理への目配りを、どこか不安にさせるのです。
もちろん、たかが庭、されど庭。草の管理と経営の実力は別物だ、という見方もあるでしょう。それでも、宅建士・二級建築士として「建物や街の手入れ」を長く見てきた身としては、やはり気になってしまうのが正直なところです。
株【8104】の情報と業績
- 業種:卸売業(建設・住宅資材商社)
- 市場:東証スタンダード
- 決算期:3月
- 株価:620円前後(2026年8月時点)
- 配当予想:年18円(前期と同額を維持)
- 配当利回り:約4.4%
2026年3月期は、建設資材セグメントの好調が業績を牽引。第1四半期の連結経常利益は前年同期比約2倍と大きく改善しました。通期の年間配当は18円を維持予定で、配当利回りは約4%台と、インカム狙いとしては悪くない水準です。太平洋セメント系で、北海道を基盤に建設資材の販売・施工・運送・不動産賃貸を手がける、創業90年超の老舗グループでもあります。
数字だけを見れば、ラピダスや北海道新幹線という北海道特有の建設需要を取り込める立ち位置にあり、応援したい会社であることは間違いありません。
まとめ|応援したい、でも見守りたい
北海道の企業として、地元の建設業界を支えるクワザワホールディングスを、私は応援したいと思っています。QUOカードの優待も、配当利回りも、決して悪くありません。
ただ──本社前の草が、きれいになったり荒れたりを繰り返すたびに、私の心も少し揺れます。優待でQUOカードをいただけるのはありがたいのですが、それが投資の本来の目的ではありません。北海道の企業だからこそ応援したい気持ちと、経営の一貫性への小さな不安と。その両方を抱えながら、今しばらくは見守り、検討中の銘柄として付き合っていこうと思っています。
次に本社前を通ったとき、たぬき像の周りがきれいに整っていることを、ひそかに願っています。
※本記事は個人の記録・感想であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
tokachi_sky (とかちスカイ)トニー@北の大地十勝 Kita-no-Daichi Tokachi



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