【ポタジェ日誌】果樹苗の半額セールで衝動買い6本・5,270円|ぶどう(巨峰・デラウェア・シャインマスカット)とプラム(貴陽・ハリウッド)の植付け記録

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【ポタジェ日誌】2026年の果樹苗は6本になりました|ぶどう(巨峰・デラウェア・シャインマスカット)とプラム(貴陽・ハリウッド)の植付け記録

始まりは、果樹苗の半額セールでした

ホームセンターの果樹コーナーは、私にとって危険地帯です。

今年の夏、そこでぶどう苗とプラム苗が半額になっているのを見つけてしまいました。この時点で、私の中の議論はほぼ終了。「この値段ならダメ元でいい」――そう自分に言い聞かせて、衝動買いが始まりました。

結果、2026年に迎えた果樹苗は、ぶどう4本(3品種)とプラム2本の計6本。しめて5,270円です。7月から今日までの流れを、この記事でまとめて記録しておきます。

▼前回の記事はこちら

【果樹】プラム「貴陽」とぶどう「シャインマスカット」の苗を衝動買い|受粉樹の相性と北海道での冬越しを調べてみた (kiyou Plum&Shine Muscat grapes)
北の大地十勝のポタジェに、プラム「貴陽」とぶどう「シャインマスカット」の苗を迎えました❗花粉が少ない貴陽は受粉樹が必須。豊作だった既存プラム(サンタローザと推測)が相棒に。シャインマスカットは自家結実。各品種の特徴と北海道での冬越しを調べた、植え付け前の下調べ記事です。


【写真:ポットのまま到着したハリウッドの苗。葉が赤い】

7月21日|ぶどう苗2本(巨峰・デラウェア)

今年の1本目と2本目は、7月21日に植え付けたぶどうでした。

ぶどう「巨峰(きょほう)」

ラベルによれば、花期は5月下旬、収穫期は8月下旬〜9月上旬(店頭の値札では成熟期8月上旬〜下旬とあり、表示に少し幅があります)。大房で一粒12〜15gほどの大粒、糖度18度前後。中生品種で、大粒・甘味が強く食味が極めて良好な人気品種、と紹介されていました。値札には「裂果が少ない」「肉質、外観ともに優良品種」との記載も。そして肝心の値段は、セールの半額で448円でした。

植えたのは、以前から茂っている山ぶどうの株がある壁際。つるが屋根近くまで這い上がり、毎年しっかり実をつけている場所です。日当たりと風の当たり方については、山ぶどうが太鼓判を押してくれているようなもの。イチゴの区画のすぐ隣という、少し欲張った配置になりました。

【写真:壁際に植え付けた巨峰の苗と、奥に茂る山ぶどう】

ぶどう「デラウェア」

こちらは花期5月下旬、収穫期8月上旬〜。果実は小粒ですが、実をたくさん付けるタイプ。ラベルの一言メモには、粒は小さいが糖度22〜23度と非常に高く、多汁で美味しい、とありました。値札にも「栽培しやすく、濃い赤色の小粒品種」との記載。家庭菜園向きの安心感がありますね。こちらもセールの半額で448円

植え場所は黒いフェンスの足元。のちにシャインマスカットを迎えることになる、まさにその同じラインです。この時点では、まさか1か月後にもう1本ぶどうが増えるとは思っていませんでした。

【写真:フェンス沿いに植え付けたデラウェアの苗】

巨峰もデラウェアも、受粉樹は不要。ぶどうに関しては、プラムのような相性の心配をしなくてよいのが気楽なところです。

8月中旬|プラム「貴陽」とぶどう「シャインマスカット」

プラム「貴陽(きよう)」

8月9日、こちらも半額の998円で購入しました。植え付けたのは畑の一角、支柱2本を交差させて固定しました。周囲はブラックベリーやズッキーニのある区画で、日当たりと風通しは十分。ラベルによれば花期3月・収穫期7月頃(関東標準)ですが、北の大地十勝ではどちらもかなり後ろにずれるはずです。実際に咲いてみないと分かりません。

【写真:支柱2本に支えられた貴陽の苗】

ぶどう「シャインマスカット」——じつは2度目の挑戦です

同じ日、シャインマスカットも半額の998円。しかも今回は、思い切って2本購入しました。

ここで、正直に書いておかなければならないことがあります。

シャインマスカットは、以前に一度枯らしています。

理由は今もはっきりしません。植え場所だったのか、冬の寒さだったのか、単純に手のかけ方が足りなかったのか。とにかく、我が家のポタジェでシャインマスカットは一度、失敗した品種なのです。

それでも今回もう一度手を伸ばしたのは、根拠がないわけではありませんでした。壁際の山ぶどうは屋根近くまで這い上がって毎年実をつけていますし、ほかにも敷地内のぶどう(品種名は定かではありませんが、ナイヤガラとピオーネではないかと思っています)が実をつけるようになってきたからです。

つまり、この土地でぶどうが育たないわけではない。前回の失敗は「土地の問題」ではなく「私の側の問題」だったのかもしれない――そう思えるようになったのが、再挑戦を決めた理由です。半額セールが背中を押してくれたのは、言うまでもありません。

植え付けは、デラウェアと同じ黒いフェンス(棚代わり)の足元に浅植え。ラベルには「つる性・支柱必要・棚に仕立てる」とあり、この場所ならつるを誘引しやすいと考えました。

受粉樹は不要で1本で結実する、というのがシャインマスカットの心強いところ。ただし花芽は5月中旬から8月中旬頃に葉の付け根につくられ、翌年そこから伸びた枝に実がつく、とのこと。つまり、来年以降の枝の扱いがそのまま収穫を決めることになります。剪定は年2回。今度こそ、勉強しながら丁寧にやっていきます。

【写真:フェンス沿いに植え付けたシャインマスカットの苗】

8月24日|プラム「ハリウッド」を衝動買い、そして即日植え付け

そして今日、6本目です。

品種は「ハリウッド」。ラベルの定価は1,980円(税込)でしたが、店頭では30%OFFの1,380円。しかも今回は、家に着くなり即日で植え付けまで済ませてしまいました。買った日に植えるというのは、我が家の果樹史上いちばんの早業かもしれません。

ハリウッドってどんな品種?

項目内容(ラベル記載)
分類バラ科サクラ属
特徴あっさりと爽やかな甘み/紅スモモと呼ばれ、赤い葉が美しい
収穫期7月下旬〜8月中旬頃(地域差あり・関東標準)
用途生食・ジャムなど
受粉樹花粉が多く、受粉樹として最適
価格定価1,980円(税込)→ 30%OFFで1,380円(税込)で購入

日本ではスモモは「酸っぱい桃(酸桃)」の愛称で知られていますが、実際は糖度が高く、熟すととても甘いので生食として人気がある――というのがラベルの説明でした。ジャムにしても酸味と甘味のバランスがよいのだそうです。

そして何より、赤い葉が観賞用としても楽しめるという点。実際、ポットの状態でも葉が深い赤紫色で、菜園に置いただけでちょっとした彩りになります。

【写真:ハリウッドのラベル。「受粉樹に最適」の緑丸マーク】

決め手は、貴陽のラベルに書いてあった一文

今回、私が迷わずレジに向かった理由ははっきりしています。

先日植え付けた貴陽のラベルには、受粉樹の欄にこう書かれていました。

受粉樹:必要(ハリウッド等)

さらに育成ワンポイントにも、自家受粉しにくいので、結実には他品種との交配が必要、と明記されています。貴陽は果実200〜250gという特大品種ですが、花粉が少なく、1本では実がつきにくい。前回の記事でもそこは調べていたので、頭の片隅にずっと「相棒問題」が引っかかっていました。

我が家には以前からプラムの木があり、そちらが受粉樹になってくれるだろうと考えてはいます。ただ、品種名がはっきりしないままの推測です。そこへ、ラベルが名指しで挙げていた「ハリウッド」が、目の前に並んでいた。

これは買うしかないだろう、と。衝動買いの言い訳としては、なかなか筋が通っているほうだと思っています。

【写真:貴陽のラベル裏面。受粉樹「必要(ハリウッド等)」の記載】

植え場所は、既存のプラムのそば

受粉は虫(主にミツバチなどの訪花昆虫)が花粉を運んでくれるので、受粉樹はできるだけ近くにあるほうが有利です。既存のプラム、今日のハリウッド、そして畑の一角に植えた貴陽――この三角形の距離をどう取るかが、今後の結実を左右するのかもしれません。

作業自体はシンプルです。周りの枝を少し整理し、スコップで穴を掘り、ポットから抜いて浅めに植え、たっぷり水をやる。ハリウッドのラベルの作業カレンダーでは植えつけの適期は主に春(関東標準)ですが、今回は真夏を過ぎた8月下旬。根鉢を崩さず、乾かさないことを最優先にしました。

【写真:植え付け前の様子。スコップ、ジョウロ、プラムの木】

2026年の果樹苗、6本まとめ

購入・植付種類・品種支払額収穫期(ラベル・関東標準)受粉樹
7/21 植付ぶどう 巨峰448円(半額)8月下旬〜9月上旬不要
7/21 植付ぶどう デラウェア448円(半額)8月上旬〜不要
8/9 購入プラム 貴陽998円(半額)7月頃必要(ハリウッド等)
8/9 購入ぶどう シャインマスカット×2本998円×2(半額)8月下旬〜9月中旬不要
8/24 購入・即日植付プラム ハリウッド1,380円(30%OFF)7月下旬〜8月中旬受粉樹に最適
合計6本5,270円

6本で5,270円。定価で揃えていたら、この倍近くになっていたはずです。セールの威力、おそるべし。

こうして並べてみると、ぶどう3品種の収穫期が少しずつずれているのが分かります。デラウェア → 巨峰 → シャインマスカットと、うまくいけば「リレー収穫」ができる並びです。もっとも十勝では全体が後ろにずれるはずなので、実際にどうなるかは数年後のお楽しみ。

そしてプラムは、貴陽(花粉が少ない)とハリウッド(花粉が多い)で役割がはっきり分かれました。ここに既存のプラムが加われば、受粉の面ではかなり心強い布陣です。

収穫は、何年後だろう

果樹の苗は、植えたその年に実がなるものではありません。一般には、プラムで3〜4年、ぶどうで2〜3年ほど見ておくのが現実的だと言われます。

十勝の冬は、当然ながらラベルの「関東標準」とは別世界です。凍害、雪の重み、そして春先の凍上。最初の2〜3年の冬をどう越させるかが、いちばんの勝負どころになりそうです。前回シャインマスカットを枯らした原因が冬にあったのだとしたら、なおさらここが正念場。防寒巻きやマルチング、株元の保護については、雪が来る前にあらためて記事にまとめるつもりです。

畑作と酪農の大地で、果樹はあくまで趣味の領域。それでも、数年後に自分の庭で貴陽の特大果を手に取れるかもしれないと思うと、今から楽しみで仕方ありません。

北の大地十勝からひとこと

きっかけは半額セール。動機は「ダメ元」。……我ながら、立派な理由とは言えません。

それでも、6本を並べてみると、それぞれにちゃんと理由がありました。ハリウッドは貴陽の相棒として。シャインマスカットは、一度失敗した相手への再挑戦として。巨峰とデラウェアは、山ぶどうが元気に育つ土地への期待として。

ダメ元で始めたことが、数年後に実を結ぶかどうかは分かりません。分からないからこそ、記録しておこうと思います。

焦らず、ゆっくり。数年後の収穫を夢見ながら、まずはこの冬を無事に越させることに集中します。

※本記事は自宅のポタジェでの栽培記録です。生育や収穫時期は地域・気候・栽培条件によって大きく異なります。品種の性質や作業適期については、お住まいの地域の情報や苗のラベル表示をご確認ください。

tokachi_sky(とかちスカイ)トニー@北の大地十勝 Kita-no-Daichi Tokachi

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天候不順だった7月から一転、8月上旬の北の大地十勝は晴れ間が戻り夏野菜が一気に追い上げ❗ハウスのトマト・ナス・ピーマン、露地のかぼちゃ・トウモロコシ・枝豆・花豆・ゴーヤ、色づく果樹まで。前回の足踏みから回復したポタジェの生育と収穫をまとめた家庭菜園日誌です。

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