【株主優待】秀英予備校(4678)株主優待2026|QUOカード500円分が到着&長期保有の判断材料

株主優待・資産運用

【株主優待】秀英予備校(4678)株主優待2026|QUOカード500円分が到着&長期保有の判断材料

秀英予備校(4678)から株主優待が到着しました

2026年6月30日、秀英予備校(証券コード4678)から株主優待のQUOカード500円分が郵送で届きました。第43期報告書(2025年4月1日〜2026年3月31日)と一緒の到着です。

我が家ではT口座(本人名義)で100株を保有しており、その分の優待になります。

秀英予備校は静岡市に本社を置く総合学習塾・予備校で、北の大地十勝の私にとっても北海道に校舎を展開している馴染みのある企業です。今回は優待の中身に加えて、改悪が続くこの銘柄を今後も長期保有していくべきかどうか、企業の展望も含めてじっくり分析してみます。

優待の内容|QUOカード500円分(年1回に改悪)

今回届いた優待の内容は以下のとおりです。

項目内容
優待品オリジナルQUOカード 500円分
必要株式数100株(1単元)以上
基準日毎年3月末日
贈呈時期6月下旬の定時株主総会後に報告書とともに送付
到着日2026年6月30日

カードのデザインは、秀英予備校のキャラクターであるお猿の家族が勉強しているオリジナルデザインです。虫めがねを持ったお父さん猿、タブレットを持つお兄さん猿、机で勉強する子猿、手を挙げるお母さん猿と、なんとも和む一枚。額面は500円分です。

以前は年2回だった優待が年1回に

長く保有している株主として一言。この優待、以前は年2回もらえていました。かつては年2回それぞれ図書カード500円分が贈呈されていたのですが、現在は年1回・QUOカード500円分に変更されています。つまり単純計算で優待の年間価値は半減した、いわゆる「改悪」です。

株価330円前後で計算すると、優待利回りは約1.5%。配当利回りは約3%なので、優待と配当を合わせた実質利回りは4%台半ばといったところです。優待単体の魅力は正直、以前と比べると薄れています。

秀英予備校とはどんな会社か

長期保有の判断をする前に、そもそもどんな会社なのかを整理しておきます。

秀英予備校は、静岡県静岡市に本社を構える1984年設立の学習塾・予備校運営企業です。小学1年生から高卒生までを対象に、北海道から福岡まで全国10道県に校舎を展開しています。

事業の柱は大きく3つです。

集団授業:定員制・少人数・学力別クラス編成による中核事業
映像授業「秀英iD予備校」:スマホ・タブレットでも受講可能な動画配信型
個別指導「秀英PAS」など:習熟度に合わせた1対1指導部門

このほか教材出版、模擬試験、フランチャイズ(FC)開発なども手がけています。北海道民としては、道内各地に校舎があるのを見かける、あの秀英です。

業績と財務|本業は改善、でも純利益は特損で減益

長期保有を判断するうえで一番大事なのが業績です。2026年3月期(第43期)の実績を見てみます。

項目2026年3月期実績前期比
売上高107.15億円+0.2%
営業利益4.53億円+17.3%
経常利益約4.6億円+16.1%
当期純利益大幅減益特別損失計上のため

ポイントを整理すると次のとおりです。

本業(営業・経常)は増収増益で、しっかり改善傾向にあります。営業利益が17%超の増益というのは悪くありません。一方で、校舎の適正配置に伴う特別損失を計上したため、当期純利益は大幅な減益となりました。これは校舎再編=構造改革のコストであり、いわば「痛みを伴う前向きな整理」とも読めます。

会社側は翌2027年3月期に経常利益5.4億円(前期比17.1%増)を見込み、純利益の回復を予想しています。特損が剥落すれば最終利益も戻ってくる、というシナリオです。

株価指標|低PBR・高配当の小型株

指標水準(株価330円前後)
時価総額約22億円
PBR約0.5倍
PER(予想)約11倍
配当利回り(予想)約3.0%
ROE(予想)約4.5%

PBR0.5倍という水準は、解散価値の半分程度で株が買えるということで、資産面では割安です。ただしROEが4%台と低く、資本効率の面ではまだ課題があります。時価総額22億円の小型株なので、値動きの軽さや流動性の低さも念頭に置く必要があります。

長期保有の判断|少子化という構造的逆風とどう向き合うか

さて、本題の「これからも持ち続けるか」です。個人的に整理した論点は以下です。

逆風:少子化は避けられない

学習塾業界にとって、少子化は構造的な逆風そのものです。対象人口が減っていく市場で戦っている以上、「校舎を増やせば売上が伸びる」という単純な成長は望みにくい。今回の校舎再編(特損計上)も、まさにこの現実への対応です。

追い風:映像・個別・DXへのシフト

一方で、会社は手をこまねいているわけではありません。映像授業「秀英iD予備校」のスマホ・タブレット対応、個別指導部門の強化、低学年からの「囲い込み」による安定基盤づくりなど、集団授業一本足からの脱却を進めています。校舎という固定費の重い形態から、映像・個別といった相対的に効率のよいモデルへ軸足を移せるかが勝負どころです。

私の結論:改悪は残念だが、今は保有継続

優待が年2回から年1回に減らされたのは、正直がっかりしています。優待目当てで買った側面もあっただけに、なおさらです。

ただ、優待改悪を理由に売るには惜しい要素もあります。PBR0.5倍という資産面の割安さ、配当利回り約3%、本業(営業・経常利益)が増益基調にあること、そして特損一巡後の純利益回復シナリオ。これらを踏まえると、「配当をもらいながら、校舎再編の成果と少子化対応の進捗を見守る」というのが現時点での私のスタンスです。

とはいえ、これは要監視の銘柄です。来期以降に純利益がきちんと回復してくるか、映像・個別へのシフトが数字に表れてくるか。ここが崩れるようなら、保有方針を見直す必要が出てきます。優待の魅力だけで持ち続ける銘柄ではなくなった、というのが率直な認識です。

まとめ

秀英予備校(4678)の2026年株主優待は、QUOカード500円分(100株以上・年1回)でした。以前の年2回から改悪された点は残念ですが、本業は増収増益、PBR0.5倍・配当利回り約3%と資産・インカム面には一定の魅力が残ります。少子化という逆風のなか、校舎再編と映像・個別へのシフトがどこまで実を結ぶか。配当を受け取りつつ、経営の展望を見守る長期保有——それが今の私の判断です。

同じように優待改悪銘柄の扱いに悩んでいる方の参考になれば幸いです。

tokachi_sky (とかちスカイ)トニー@北の大地十勝 Kita-no-Daichi Tokachi

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