先日、わが家の電話に「日本郵政」を名乗る自動音声の電話がありました。内容を聞いてすぐに「これは詐欺だ」とわかりましたが、慌てて対応してしまう方もいると思い、注意喚起のために記事にします。
同じ時期に、スマホには「+1」から始まる国際電話の着信も相次ぎました。そちらは別の記事にまとめています。
関連記事: 宅配を装う自動音声と「+1」の着信が相次ぎました|詐欺電話の手口と対策


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実際にかかってきた電話の内容
自動音声で、次のような内容が流れました。
- 「こちらは日本郵政です」
- 「お客様宛てのお荷物について至急確認事項がございます」
- 「担当者より詳細を確認する場合はダイヤルボタンの1を押してください」
- 「この通話はサービス品質向上のため録音されます」
- 日時として、曜日と時刻(「火曜日午前8時22分」)を告げる
結論から言うと、ボタンは押さず、そのまま切るのが正解です。
この電話が怪しい5つの理由
| チェック項目 | 怪しい点 |
|---|---|
| 名乗り方 | 荷物の配達を行うのは「日本郵便」です。「日本郵政」と名乗り、荷物の確認を自動音声で求めるのは不自然です |
| 「至急」と急がせる | 考える時間を奪い、慌てて操作させるための典型的な手口です |
| 「1を押して」と誘導する | 押すと、オペレーター(詐欺グループ)につながり、個人情報やカード情報を聞き出される恐れがあります |
| 荷物の中身や差出人に触れない | 本物の連絡なら、不在票のように伝票番号や差出人など具体的な情報があるはずです |
| 日時の告げ方が不自然 | 実際の曜日や時刻とずれた日時が流れていました。機械的に流しているだけの可能性があります |
「1」を押すとどうなる?
国民生活センターの注意喚起では、自動音声に従って「1」を押したところ人が出て、氏名と生年月日を聞かれた事例が紹介されています。その先は、担当者を名乗る人物から不安をあおられ、最終的にお金や個人情報を求められる流れが典型的です。
警察官を名乗る人物に引き継がれる「ニセ警察詐欺」につながる流れは、関連記事で詳しく書いています。
どこかの段階で「お金」や「個人情報」を求められたら、それは詐欺です。
電話を受けたときの対処法
- ボタンは押さず、すぐに切る
- 折り返しはしない(かけ直すと、相手に「つながる番号」と知られます)
- 着信拒否に設定する
- 荷物に心当たりがあるときは、公式の方法で確認する
- 日本郵便の公式サイトやアプリで、お問い合わせ番号から配達状況を確認する
- ポストに不在票が入っていれば、そこに記載された窓口に連絡する
「荷物が届くはず」と思っていても、電話の指示ではなく、自分で公式の窓口を調べて確認するのが安全です。
固定電話の国際電話休止サービスや、スマホの詐欺電話対策アプリなど、設定でできる対策は関連記事にまとめています。
すでに番号を押してしまった・情報を伝えてしまったら
慌てず、次の順で動いてください。
- カード番号や暗証番号を伝えた場合は、すぐにカード会社・銀行に連絡し、利用停止や再発行を依頼する
- 警察相談専用電話 #9110 に相談する
- 消費者ホットライン 188 に相談する
- 不審なSMSやメール、電話が続いても、一切応じない
「恥ずかしい」「自分は騙されない」と思わず、早めに相談することが被害を広げないコツです。
ご家族にも伝えてください
こうした自動音声の電話は、無差別にかかってくるとされています。特に高齢のご家族が一人で受けてしまうことが心配です。
- 「知らない番号の自動音声は、ボタンを押さずに切る」
- 「お金や個人情報を聞かれたら、必ず家族に相談する」
この2点を、ぜひ家族で共有しておいてください。
まとめ
- 「日本郵政です。荷物について至急確認を」という自動音声は詐欺の典型パターン
- 「1を押して」と言われても、押さずに切る
- 折り返しはしない。荷物は公式サイトやアプリで自分で確認する
- 被害に遭ったら #9110 か 188 へ
北の大地十勝でも、こうした電話は他人事ではありません。慌てず、押さず、切る。この3つを合言葉にしておきましょう。
国際電話の着信やニセ警察詐欺の流れ、固定電話・スマホ別の設定は、こちらの記事もあわせてご覧ください。
関連記事: 宅配を装う自動音声と「+1」の着信が相次ぎました|詐欺電話の手口と対策
出典
免責事項
本記事は、筆者の体験と、公的機関が公表している情報にもとづく注意喚起です。詐欺の手口は日々変化しており、すべてのケースに当てはまることを保証するものではありません。被害に遭われた場合や判断に迷う場合は、警察や消費者ホットライン、金融機関などの公的・専門の窓口にご相談ください。
tokachi_sky(とかちスカイ)トニー@北の大地十勝 Kita-no-Daichi Tokachi

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