今年の夏は、少し足踏み
北の大地十勝も、今年は天候がなかなか安定しません。曇りや雨の日が続き、気温も上がりきらない日が多い。畑仕事をしていると、体感でわかります。「去年の今頃は、もう少し進んでいたな」と。

[写真:ハウス外観]
それでもビニールハウスの中は、しっかりと生きています。露地なら足踏みしていたであろう野菜たちも、ハウスの保温のおかげで一歩ずつ前へ。枯れずに、実をつけて、ちゃんと応えてくれている。それだけで、見廻りの足も軽くなります。

[写真:ハウス内・通路からの全景]
トマトは色づき始め
ミニトマトが赤くなってきました。まだ緑の実の方が多いですが、上の段まで花房が伸びていて、これからが本番という顔つきです。

[写真:色づいたミニトマトのアップ]
支柱を斜めに渡した誘引で、風通しと採光を確保。株元にはアルミの敷きマットを置いて、地面からの照り返しで色づきを助けています。中玉・大玉も着果は順調で、あとは日照が伸びてくれるのを待つばかり。
[写真:トマト畝の全体]
ピーマン・パプリカ・シシトウは豊作の予感
今年、いちばん元気なのはピーマン系かもしれません。緑の実がびっしり。



[写真:ピーマン系の結実アップ]
パプリカも次々と実をつけ、色づき待ちの緑玉がたくさん。長い甘唐辛子(シシトウ/甘とう系)も鈴なりで、これは当分、食卓に困りません。

[写真:シシトウ・甘唐辛子のアップ]
白ナス、ぷっくり
白ナスがきれいに膨らんできました。真っ白でつややかな肌は、緑のヘタとのコントラストが本当に美しい。

[写真:白ナスのアップ]
紫の花もまだ咲いていて、これからも続けて採れそうです。加熱するととろける食感になるので、収穫が楽しみな一株です。
キュウリはネットいっぱいに
キュウリはツルがネットいっぱいに広がって、黄色い花と小さな実があちこちに。

[写真:キュウリのネット全体]
葉が少し白っぽくなってきているのが気になるところ。うどんこ病のサインかもしれないので、風通しを意識しつつ、様子を見ていきます。
オクラも初花
オクラが、あの淡いクリーム色の花を咲かせました。下の方には収穫済みの跡もあり、これから毎日のように採れる季節に入ります。

[写真:オクラの花]
イチゴとアスパラも同居
ハウスの隅では、イチゴが元気に葉を広げ、ランナーを伸ばしています。奥にはアスパラの繊細な葉も。多品目をぎゅっと詰め込んだ、まさにポタジェらしい賑わいです。

[写真:イチゴコーナー/アスパラ]
今日の収穫
そして、収穫。

[写真:収穫した野菜たちの集合]
白ナス、キュウリ、ミニトマト、細長い調理用トマト、緑と黄のピーマン、バジル、そして真っ赤なラズベリー。ザルいっぱいの彩りを見ていると、天候不順の愚痴もどこかへ消えていきます。バジルがこれだけ採れると、今夜はジェノベーゼでしょうか。
北の大地十勝からひとこと
天候は、こちらの都合では動いてくれません。今年のように足踏みする夏もあれば、追いつくように一気に育つ年もある。それでも、ハウスの中で枯れずに実をつけてくれる姿を見ていると、「焦らなくていい」と、野菜たちに教わっている気がします。
スローライフとは、たぶんこういうこと。自然のペースに、こちらが合わせていく。これからも毎日の見廻りを楽しみながら、ゆっくり見守っていきます。
※本記事は家庭菜園の記録であり、栽培方法や病害虫対策は各ご家庭の環境により異なります。参考程度にご覧ください。
tokachi_sky(とかちスカイ)
トニー@北の大地十勝 Kita-no-Daichi Tokachi

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