
今年、思いがけないことが起きました。
これまでほとんど実をつけたことのなかったプラムの木が、突然の豊作。枝がしなるほどの実をつけ、先週からポロポロと落ち始めたのです。
これは収穫するしかない。というわけで、今日はプラム三昧の一日になりました。

【写真:雨に濡れた枝のプラム アップ】
突然の豊作、何が起きたのか
植えてから何年も経つのに、これまでは数えるほどしか実がつかなかった木です。それが今年に限って、枝という枝に実がぶら下がっている。

【写真:たわわに実った枝全体】
理由ははっきりしません。受粉がうまくいったのか、剪定の加減か、はたまた今年の気候か。北の大地十勝の夏は年によって表情が変わりますから、条件がぴたりと噛み合ったのかもしれません。
こういう「わけのわからない当たり年」があるのが、家庭果樹の面白さです。
落果が収穫の合図
先週あたりから、木の下にポロポロと実が落ち始めました。これが「もう待てませんよ」という木からの合図です。
放っておけば落ちて傷むだけなので、雨上がりのタイミングを見て収穫開始。カゴがあっという間に埋まっていきます。

【写真:カゴ二つ分の収穫】
鳥に突かれ、虫にも食われ、それでも立派
我が家のポタジェは基本的に無防除です。当然、鳥は来ますし、虫も食います。
- 鳥に突かれた跡があるもの
- 虫食いの穴が開いているもの
- 熟れすぎて傷んだもの
そういう実も一定数あります。でも、選り分けてみれば十分に立派なプラムばかり。少しくらい傷があっても、味に問題はありません。
むしろ「鳥が食べたがるほど美味しい」ということでもあるので、そこは分け合うつもりでいます。
まずはエキス抽出から
生食でも十分美味しいのですが、この量は食べきれません。そこで加工に挑戦することにしました。
第一段階はエキスの抽出です。

【写真:瓶に仕込んだプラムと氷砂糖】
やり方はシンプルで、実を切って瓶に詰め、氷砂糖と交互に重ねていくだけ。あとは時間が水分を引き出してくれます。
大瓶と小瓶の二本立てで仕込みました。取れたエキスは、そのままジュースのシロップとして使えますし、煮詰めればジャムの土台にもなります。
青梅も同時進行
ちょうど梅もいい感じに育ってきたので、こちらは青梅のうちにエキス採取を開始しました。
プラムと梅、同じ時期に二種類仕込めるのは効率がいい。作業台の上に瓶が並ぶ光景は、なかなか壮観です。
これからの加工計画
現時点で考えている使い道を整理してみました。
| 加工品 | 状態 | メモ |
|---|---|---|
| エキス(シロップ) | 仕込み中 | プラム・青梅の二本立て |
| ジュース | エキス完成後 | 炭酸割り・水割りで |
| ジャム | 検討中 | 果肉を煮詰めて |
| 生食 | 実施中 | 傷の少ないものから |
| その他 | 検討中 | 砂糖漬け、果実酒なども候補 |
まだ手探りですが、量があるので試せる幅は広そうです。

【写真:エキスを使った一杯】
スローライフの食卓へ
収穫したプラムは、さっそくその日の食卓に上がりました。

【写真:パスタ・じゃがいもとプラムの食卓】
デザートに切って添えるだけで、食卓が一段華やぎます。買ってきたものではなく、庭で採れたものが並ぶ。これがスローライフの醍醐味だと、あらためて思うわけです。
北の大地十勝からひとこと
何年も実をつけなかった木が、ある年突然応えてくれる。畑仕事をしていると、こういうことが時々あります。
思うようにいかない年もあれば、思いがけず報われる年もある。それを黙って待てるのが、この暮らしのいいところかもしれません。
さて、瓶の中のエキスが上がってくるのを待つ楽しみができました。仕上がったら、またご報告します。
tokachi_sky (とかちスカイ)トニー@北の大地十勝 Kita-no-Daichi Tokachi


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