【前回記事】(地中海クルーズ出発前編)

こんにちは、北の大地十勝のトニーです。
11月にバルセロナ発着のMSCスプレンディダ・地中海クルーズに出発します。出発まで2週間を切り、準備もいよいよ最終段階。今回は「万が一」に備えて、外務省の 「海外安全アプリ」を再インストール し、「たびレジ」の登録 も済ませました。
実際の画面を見ながら、アプリの説明とメリット、そして帰国時の「携帯品・別送品申告書」を電子化する方法まで、まとめてお伝えします。
海外安全アプリとは?
「外務省 海外安全アプリ」は、外務省が提供している公式のスマートフォンアプリです。無料で、海外旅行・出張中の方や海外在住の方に、安全に関する情報を届けてくれます。

ホーム画面には、次の4つのボタンが並んでいます。
- 海外安全情報(国・地域ごとの危険情報や渡航情報)
- たびレジ登録
- お役立ち情報
- お気に入り
画面上部には、国・地域名の検索窓もあります。
海外安全アプリでできること
アプリストアの説明では、主な機能は次の3つです。
| 機能 | 内容 |
|---|---|
| ①現在地周辺の情報表示 | スマホのGPSを使って、現在地や周辺国・地域の危険情報(退避勧告・渡航延期勧告など)や渡航情報を表示 |
| ②お気に入りの国へのプッシュ通知 | 気になる国・地域をお気に入り登録しておくと、その国・地域に新しい渡航情報が出たときに通知 |
| ③緊急連絡先の確認 | 各国・地域の緊急連絡先を確認できる |
アプリは利用者情報の取得を行わないと説明されています。GPSを使う場合も、アプリ内に限った利用とのことです。
「たびレジ」とは?メリットは?
「たびレジ」は、外務省が運営する無料の海外旅行登録サービスです。旅行日程や滞在先、連絡先などを登録しておくと、次のようなメリットがあります。
- 渡航先の最新の安全情報がメールで届く(現地の日本大使館・総領事館などからの情報)
- 緊急時には安否確認や支援につながる(大規模な事件・事故・災害が起きたとき)
- 家族や旅行仲間のメールアドレスも登録でき、情報を共有できる
海外では、テロ、自然災害、デモ、スリなど、日本の感覚では想像しにくいことが起こります。ツアーやクルーズだから安心、とは言い切れません。登録は数分、費用はゼロなので、海外へ行くなら入れておいて損のないサービスです。
私がやったこと
今回やったのは次の流れです。
- 海外安全アプリを一度削除していたので、再インストール
- アプリのホーム画面から「たびレジ登録」へ進む
- 旅行期間、渡航先(スペインと寄港地の国々)、連絡先、緊急連絡先などを入力
- 登録完了のメールが届くのを確認






クルーズの場合は、出発港のあるスペインに加えて、寄港する国もすべて登録しておくのがおすすめです。
【おまけ】帰国時の申告書は電子化できる?
ここからは、今回調べていて気になった話です。
クルーズのしおりには、帰国時に「携帯品・別送品申告書」を添乗員さんから渡されるので、必要事項を記入して税関に出してください、と書かれていました。これは紙の申告書です。
私は「海外安全アプリのQRコードで代用できるのでは?」と思っていたのですが、調べてみると、QRコードを発行するのは海外安全アプリではなく、デジタル庁の「Visit Japan Web」 でした。
Visit Japan Webとは
入国手続(入国審査・税関申告)と免税購入に必要な情報を、事前にウェブで登録できる無料サービスです。日本人の帰国時にも使えます。税関も、このVisit Japan Webでの電子申告を推奨しています。

電子申告の流れ
- Visit Japan Webでアカウントを新規作成(メールアドレスとパスワード)
- 多要素認証の設定(任意ですが、設定するとログイン時に認証コードが必要になり、より安全です)
- 同伴家族を登録(入国・帰国手続は1人ずつ。家族も1人ずつ情報を登録します)
- パスポート情報を登録(カメラで読み取る方法が推奨されています)
- 帰国の予定(到着日・便名など)を登録
- 「携帯品・別送品申告」を入力
- 「QRコードを表示する」で、税関申告のQRコードを表示



QRコードの表示前に、「申告内容は事実と相違がないこと」に同意するよう求められます。QRコードはスクリーンショットでも利用できるとのことなので、念のため画面を保存しておくと、電波がない場所でも安心です。登録内容を修正した場合は、QRコードの再作成が必要です。
空港ではどうなる?
空港の税関検査場にある電子申告端末で、パスポートとQRコードを読み取らせます。端末が設置されている主要空港では、電子申告ゲートを使ってスムーズに通過できます。ゲートがない空港でも、検査台のQRコード読取端末で電子申告ができるとされています。ただし、税関職員の検査を受ける場合はあります。
紙の申告書は不要になる?
結論から言うと、Visit Japan Webで電子申告をすれば、紙の申告書は書かずに済む可能性が高いですが、紙の申告書も引き続き使えます。私は次のようにします。
- Visit Japan Webで事前に登録し、QRコードを保存しておく
- 添乗員さんから渡される紙の申告書も、念のため受け取っておく(バックアップ)
- 帰国する空港で、電子申告端末が使えるかを現地で確認する
帰国便の到着空港、ツアー(クルーズ)側の案内、当日の税関の指示が優先です。ここは出発前にもう一度、しおりと主催会社の案内を確認しておきます。
注意:代行サイトに気をつけて
税関は、「Visit Japan WebのQRコード作成を代行する」と称するサイトに手数料を支払った事例について注意を呼びかけています。Visit Japan Webは無料で、税関での入国手続に手数料はかかりません。登録は必ず公式サイト(デジタル庁)から行いましょう。
まとめ
- 外務省「海外安全アプリ」は無料。現在地周辺の情報、お気に入り国の通知、緊急連絡先の確認ができる
- 「たびレジ」は無料。渡航先の安全情報がメールで届き、緊急時の安否確認にもつながる
- 帰国時のQRコードは「Visit Japan Web」で作る。紙の申告書の記入を省ける可能性があるが、紙も引き続き使える
- どれも出発前に済ませておけば、旅先で慌てずに済む準備
海外安全アプリとたびレジは、出発前の5〜10分でできます。これから海外へ行く方は、ぜひ登録してみてください。次回は、クルーズ出発前の持ち物チェックについてお伝えする予定です。
【出発前の持ち物や荷造りの記事へのリンク】
免責事項
本記事の情報は、2026年10月24日時点の公式情報・私の体験にもとづくものです。サービスの内容や手続の運用は変更される場合があります。最新の情報は、外務省海外安全ホームページ、デジタル庁Visit Japan Web、税関のウェブサイトなどの公式情報をご確認ください。
tokachi_sky(とかちスカイ)トニー@北の大地十勝 Kita-no-Daichi Tokachi


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