【スローライフDIY】ソーラーパネルの配線を壁越しに|ホールソーで外壁に穴あけ、PVKボックスとコルゲートチューブで引き戸が閉まるように(北海道十勝)

スローライフ

前回の記事:【スローライフDIY】トルクレンチの目盛りの読み方|28〜210N·m型で110N·mに合わせる(CX-5のタイヤ交換)

キャンピングカーのサブ用に使っているポータブル電源は、ふだんは自宅で使っています。ソーラーパネルは窓の外に置き、ケーブルは引き戸を通して外に出していたので、戸を完全に閉められませんでした。外出するときも、これから冬に向かう時期にも都合が悪くなってきました。

そこで2026年10月25日、外壁に穴をあけて、ケーブルを壁越しに通す工事をしました。使ったのは、ホールソー、PVKボックス、コルゲートチューブです。作業の様子を写真つきでまとめます。

工事前の状態|ケーブルが引き戸のレールを通っていました

ソーラーパネルは、窓の外にある木製の台の上に置いています。そこから出たケーブルは、窓のレール部分をまたいで室内へ入っていました。

【画像:工事前の窓まわり。パネルと、窓のレールをまたぐケーブル(IMG_6543.jpeg)】
【画像:工事中の全体。パネル、窓・煙突・手すりの位置関係が分かる(IMG_6546.jpeg)】


ケーブルをはさんだままでは戸を閉め切れず、すき間が残ります。

今回の方針|壁に穴をあけて、外はボックス、室内はチューブで保護

  • 外壁に穴をあけて、ケーブルを壁越しに室内へ通す
  • 外壁側は、ケーブルの出入り口に「PVKボックス」を取り付けて保護する
  • 室内側(壁の内部)は、「コルゲートチューブ」でケーブルを保護する

わが家は土壁の古民家ですが、外側にはモルタルが塗られています。穴あけは、このモルタルをホールソーで抜く作業です。

使ったもの

品名用途
PVKボックス 中形四角浅型・ノック付 ベージュ(PVK-ANJ)1個外壁側のケーブルの出入り口・保護
コルゲートチューブ(【規格・長さ】)室内側のケーブル保護
電動ドリル+ホールソー(径【 】mm)外壁の穴あけ
充電式ドライバーPVKボックスの固定
黄色いプラスチックプラグ(【規格】)とビスPVKボックスを壁に留める下地
テープ類(【銀色のテープ・白いテープの種類】)穴まわりのすき間ふさぎ、ケーブルの目印
ペンチ作業用

ソーラーパネルは折りたたみ式(3枚つなぎ)の【ECOFLOW・160W数】です。

工事の手順

1. 穴の位置を決める

位置は、窓のすぐ左側の壁です。パネルを置いてい木製の台の上で、下のタイル帯よりも上になります。パネルのケーブルが届きやすく、引き戸の動きにも邪魔にならない場所を選びました。

【画像:穴をあける前の外壁と、ホールソーを付けた電動ドリル(IMG_6545.jpeg)】

2. ホールソーで外壁に穴をあける

ホールソーを付けた電動ドリルで、外壁のモルタルに穴をあけました。

【画像:あけた穴の近景(IMG_6547.jpeg)】
【画像:穴の断面。表面の下にグレーのモルタル層が見える(IMG_6551.jpeg)】

少しだけ穴を広げました。

穴の断面を見ると、表面の吹付け仕上げの下にグレーのモルタルの層があり、その奥に土壁が見えます。壁の厚みは【 】cmでした。モルタルは縁が欠けやすいので、あとで取り付けるPVKボックスで隠れる範囲に収まるようにしました。

ポイントはプラグが通る大きさが重要です。ケーブルはコネクター付きの場合は最低限コネクターが余裕で通るサイズの穴径が必要です。

(コネクターが別の場合は穴は細くてもいいですが、コネクターの取り付けが少し面倒になります。)

3. ケーブルを壁に通す

パネル側のケーブル(コネクタ付き)を用意して、壁の穴から室内へケーブルを通しました。

【画像:穴の位置と、パネル側のケーブル・コネクタ(IMG_6550.jpeg)】

4. 室内側にコルゲートチューブを取り付ける

室内側では、壁から出たケーブルを窓の横の壁沿いに下ろしました。

【画像:室内側。窓の外にパネルが見え、壁からケーブルが出ている(IMG_6565.jpeg)】

ケーブルにコルゲートチューブをかぶせて、バンドでまとめました。白いテープで目印を付けています。作業中は、床に新聞紙を敷きました。

【画像:壁から出たケーブルにコルゲートチューブを取り付けた様子(IMG_6552.jpeg)】

穴の内側には、土壁のわらが見えます。

5. 外壁にPVKボックスを取り付ける

まず、ケーブルをボックスの底(壁に当たる面)の穴に通して、ボックスを壁に当てて位置を確認しました。

【画像:ボックスを壁に当てて位置と向きを確認(IMG_6553.jpeg)】

位置が決まったら、ボックスをいったんケーブルに沿って下げて、壁に固定用の下穴を4か所あけます。

【画像:ボックスを下げて、穴の周りに下穴をあけた状態(IMG_6554.jpeg)】
【画像:ボックスの底の穴にケーブルを通した状態(IMG_6555.jpeg)】


下穴には黄色いプラスチックのプラグを入れました。

【画像:4か所に黄色いプラグを入れた壁(IMG_6556.jpeg)】

ボックスを壁に当てて、充電式ドライバーでビスを締めて固定します。

【画像:ボックスをビスで固定している様子(IMG_6557.jpeg)】

6. パネル側のケーブルをつなぎ、すき間をふさいでフタをする

壁から出たケーブルのコネクタを、パネル側のケーブルのコネクタとつなぎました。つないだあとは、ボックスの中のケーブルの入り口をテープでふさぎます。ケーブルはボックスの下側の切り欠きから外へ出して、その部分もテープでふさぎました。

【画像:ボックスを固定し、フタを手に持った様子。ケーブルがボックスの下から出ている

(IMG_6558.jpeg)】

【画像:ボックス内のケーブルの入り口をテープでふさいだ様子(IMG_6559.jpeg)】


最後にフタを2本のビスで留めて、外壁側の工事は完了です。

【画像:フタを閉めた完成後のボックスとケーブル(IMG_6561.jpeg)】

完成

パネルは、木製の台(以前ヤギの乳絞りに使用していたものです)に立てかけて使います。ケーブルは壁を通して室内へ入っているので、引き戸を完全に閉められるようになりました。

【画像:完成後の全景。パネル、壁のボックス、ケーブルの位置関係(IMG_6562.jpeg)】


【画像:引き戸を閉めた状態】

Kita-popeye ヤギの乳搾り台DIY

気をつけた点

  • ケーブルの出口は下側にした:雨水が伝って入りにくいように、ボックスのケーブルの出口を下向きにして、入り口と出口をテープでふさぎました
  • プラス側に目印をつけた:赤いケーブルと、パネル側のケーブルの両方に白いテープを付けて、つなぎ間違いを防ぎます
  • (一般的な注意)コネクタの抜き差し:ソーラーパネルは光が当たっている間は発電しています。コネクタを抜き差しするときは、通電していない状態で作業しましょう

まとめ

壁に穴をあけるのは、少し勇気がいりました。それでも、PVKボックスとコルゲートチューブを使うと、外も室内もすっきり仕上がり、ケーブルも保護できます。引き戸も閉められるので、外出のときも安心です。

過去の記事・参考記事

免責事項

この記事は、個人のDIYの記録です。建物の構造、外壁の材質、お使いの機器によって、適切な方法は異なります。壁の穴あけや配線は、ご自身の責任で、安全を確認したうえで行ってください。今回扱ったのは、ソーラーパネルとポータブル電源をつなぐ直流(DC)側のケーブルです。AC100Vなど交流側の配線工事には、電気工事士の資格が必要な場合があります。

tokachi_sky(とかちスカイ)トニー@北の大地十勝 Kita-no-Daichi Tokachi

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